ネマニャ・マティッチ

昨シーズンのタイトル制覇においてこのMFが影響を及ぼしたと言っても過言ではないだろう。4バックの前での彼の守備は素晴らしく、モウリーニョの規律の取れたプレースタイルの象徴だった。

しかし、今シーズンの序盤、チェルシーの本来は強固な中盤を通り抜け、簡単に沈黙させる方法を対戦相手たちは見つけてしまっている。相方のセスク・ファブレガスがまずい出だしのため、マティッチが助けられていないと言われるに違いないけれども。

フィリペ・コウチーニョ

この小さなブラジル人は昨シーズンのリヴァプールが成し遂げたことの全てにおいて中心にいた。レッズにとって平凡なシーズンの中、調子の上がらないブレンダン・ロジャーズのチームをほぼ独力でトップ6フィニッシュへと導いた。

有力な選手が何人も到着したが、この23歳は今シーズンもリヴァプールにとって鍵となる存在のままだ。シーズンの開幕戦、ストークに対して稲妻のような決勝ゴールを奪ったことで証明されている。しかし、ホームで3-0の敗戦を喫したウェストハム戦でリヴァプールが苦しんでいたことに激怒していた。

エデン・アザール

このベルギー人は昨シーズン圧倒した。彼のゴールとアシストはこの5年で初となるチェルシーの王座獲得において鍵となる役割を果たした。アザールのパフォーマンスが彼をPFAプレーヤーオブザイヤーへと導いた。

しかし、この24歳は、今シーズンの最初の4試合では並外れた才能の幻影を見ているようである。モウリーニョは決してアザールを流石と思っていないだろう。また、日曜日の夜には(ベルギー)代表監督のマルク・ヴィルモッツにも批判されている。

アレクシス・サンチェス

昨年の夏にバルセロナからやってきたが、このチリ人はプレミアリーグにきわめて自然に溶け込んだ。サンチェスが見せる全ての動きが完璧にプレミアリーグにフィット。彼は傑出したシーズンを楽しみ、リーグで16ゴールを奪った。

しかし、今回は全くのスロースタートだ。サンチェスは今シーズン未だグーナーのためにゴールを決めておらず、得点を決めるための数多くのチャンスを逸している。チリで行われたコパ・アメリカによってトレーニングに戻るのが遅れたが、今もフィジカルコンディションのピークに達していることは注目すべきである。

ジエゴ・コスタ

このブラジル生まれのスペイン代表は2014-15シーズンの前半、目を見張らせるようなプレーでチェルシーを上位に導き、プレミアリーグで自らを確立した。昨シーズンはリーグ戦わずか4試合ですでに7ゴールを奪ったのだ。

1年、早送りした現在、今シーズンも同じ数の試合をこなしたが、ジエゴ・コスタはわずか1ゴールのみ。チェルシーでのキャリアはまだ序盤だが、まるでプレミアリーグの守備にいじめられているようであり、同じ選手(=ジエゴ・コスタ)のイミテーションのように見える。もちろん、スペインのユニフォームでも彼は批判に直面している。

ハリー・ケイン

それは2014-15シーズンのストーリーだった。ケインのイングランドフットボールにおける台頭はスパーズのストライカーがプレミアリーグで21ゴールを奪ったのと同じくらいの早さだった。

今夏、イングランドU-21代表への招集は、トッテナムのストライカー不足と共に、燃え尽き症候群になる恐れを抱かせた。今シーズンの序盤、ケインはゴール前で苦しんでおり、ホワイトハートレーンでエヴァートンの守備から逃げたのは彼の優柔不断さの典型である。

以上が『Daily Mail』による昨シーズンの「PFA年間ベストイレブン」に対する今シーズンの評価だ。

納得できるような部分もあれば、手術後のために出場していないバートランドのようにジャッジするには時期尚早という部分もある。そして、ベストイレブンの6人が優勝したチェルシーから選出されていただけに、今シーズンのチェルシーが不調であれば全体的に不調に見えるような…。

だが、彼らは当然チームの根幹であり、「活躍して当然の選手」だ。裏を返せば、「活躍しなければすぐに批判される存在」ということになる。そして、実力充分の選手たちがこのまま終わるはずがない。彼らの巻き返しに大きく期待したい。

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