全国的に大きな問題となっている「クマ出没」。
特に被害が深刻な秋田県では27日、鈴木健太知事が自衛隊派遣を要望すると正式に表明。翌28日には防衛省を訪れ、小泉進次郎防衛相に緊急要望書を提出した。
こうした状況のなか、サッカーもやはり無縁ではいられないようだ。
J3の福島ユナイテッドFCは27日、この日の朝4時30分ごろ、練習場として使用している十六沼公園天然芝付近(大笹生字前川小坂地内)において、熊の出没情報があったと報告。
昨今の熊による甚大な被害を鑑みて、来場するファン・サポーターの安全を最優先に考慮し、10月29日(水)より当面の間、練習見学およびファンサービスを中止すると発表した。
再開については、安全が確認され次第、改めてクラブ公式ホームページおよびSNSで発表するとのこと。十六沼公園は福島市街でも山間部に近い自然豊かな場所であり、やむをえない措置と言えそうだ。
クラブもファン・サポーターに対し、「楽しみにしてくださっていた方々には、大変急なお知らせとなり、誠に申し訳ございません。何卒、ご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」と理解を求めている。
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J3で現在10位の福島ユナイテッドは今週末、2日(日)に4位のFC大阪とホームで対戦する。