関根大輝とともにフランス2部のスタッド・ランスでプレーする中村敬斗。

25歳の日本代表FWは、昨シーズンのフランス1部リーグで11ゴールの活躍を見せた。

この夏には2部に降格したランスからの移籍を志願したものの、チームはそれを認めず。

中村は一時練習にも参加しない状態が続いたが、その後、チームに復帰すると、2部リーグで格の違いを見せつけるようなパフォーマンスを見せている。

28日の第12節ブローニュ戦では2ゴールをマーク。

前半28分にPKを冷静に沈めると、前半43分には追加点を奪取。ペナルティエリア内でボールを受けると、落ち着きはらったボールタッチで相手GKとDFをいなして、無慈悲なシュートを叩き込んだ。

試合はスタッド・ランスが6-2で勝利。

『France Bleu』は、中村の2点目のシーンについて、「日本人選手はボールをコントロールすると、強烈なシュートを叩き込んだ! ゴールライン上にいた2人のDFは何もできず」と脱帽していた。

一方、ブローニュの監督は、「我々の強みは守備だが、今日はそれが機能しなかった」と嘆いていたそう。

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現在、スタッド・ランスは5勝4分3敗の5位。そのなかで、中村は7試合で5ゴールを記録している。

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