この夏にスイスのグラスホッパーとの契約が満了になると、フランス1部ル・アーヴルにフリー移籍した日本代表DF瀬古歩夢。

25歳の瀬古は、セレッソ大阪でプロデビューすると、2022年1月にスイスへ移籍して以降、海外でプレーしてきた。

186cmの体躯を持ち、本職はセンターバックながら、足元の技術に長け、守備的MFでもプレーできる。

ル・アーヴルでは開幕戦でセンターバックとして起用されたが、最近は守備的MFに固定されている。

26日に行われたリーグアン第9節オセール戦でも守備的MFで起用され、1-0の勝利に貢献。

仏紙『L'Équipe』は、リーグアン第9節の週間ベストイレブンに瀬古を選出していた。

瀬古は、王者PSGのポルトガル代表MFヴィティーニャと並んで、3-4-3システムの中盤の一角として選ばれている。

ル・アーヴル公式もオセール戦での活躍についてこう讃えていた。

「瀬古はメトロノーム!ル・アーヴルが中盤でこれほど支配できたのは、瀬古の貢献が大きい。

常にパスの受け手になり、中盤の数的優位を最大限に活かして正確なボール回しを繰り出した。

守備面ではデュエルでとてもソリッドで、日本代表選手は非常にクリーンなパフォーマンスを見せた。いつものように、無駄がなかった」

攻撃のリズムを作りつつ、守備でもチームを助けるなど攻守にわたって多大な貢献を見せたようだ。

驚きのポジションに”魔改造“された日本人選手5人

瀬古は2023年3月に日本代表にデビューすると、ここまで代表戦10試合に出場。代表では基本的に最終ラインで起用されている。

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