かつて長谷川アーリアジャスール氏や香川真司もプレーしたスペインのレアル・サラゴサ。
1932年創設の歴史あるクラブは、現在スペイン2部リーグに属している。
そのサラゴサは、27日にU-16チームに所属していたホルヘ・カサドが亡くなったと訃報を伝えた。
15歳の彼は在籍6年目だったそうで、「かけがえのない存在」を失ったクラブは、「悲劇的な知らせに打ちひしがれる」とのこと。
レアル・マドリーやバルセロナなど多くのクラブ、ラ・リーガとスペインサッカー連盟も哀悼の意を表している。
『El Mundo』は、カサドはサラゴサで最も将来を嘱望されていたユース選手のひとりだったとしつつ、自然死だったと伝えている。
また、かつてサラゴサで450試合以上に出場したレジェンドであるシャビ・アグアドは、このようなメッセージをSNSに投稿。
「ホルヘ、こんなことはいけないよ。君は6歳の頃からキャンプに参加して、いつもその中心だったね。君のお母さんのエバは、いつも君を真っ先に申し込んでいた。
君がいなければ、もう同じものにはならない。みんなが君を大好きだったのは、君が本当に素晴らしい人だったからだ。胸が張り裂けそう。君を絶対に忘れない」
57歳のアグアドは現役時代はセンターバックとしてプレーした。
『El Periódico de Aragon』によれば、彼は同じセンターバックだったカサドをキャンプで指導したことがあったそう。