日本サッカーにおける「冬の風物詩」、全国高校サッカー選手権大会。
104回目を迎える今大会は、12月28日(日)に開幕し、決勝戦は2026年1月12日(月・祝)に国立競技場で行われる。
現在、この“夢の舞台”への出場をかけた都道府県大会が各地で開催中。熱戦が繰り広げられているが、その周辺で問題も発生しているようだ。
東京都高等学校体育連盟(東京高体連)のサッカー専門部は19日、『【重要】全国高校サッカー選手権大会 東京都大会 観戦マナーに関するお願い』と題したリリースを発信。以下のように綴り、注意を呼び掛けた。
「第104回全国高校サッカー選手権大会 東京都大会では、各ブロックベスト8が出揃います。強度が高く素晴らしい試合が繰り広げられています。多くの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございます。
しかし、いくつかの会場から、違法駐車等について苦情が報告されています。
素晴らしい試合は、選手、審判、運営、そして観戦してくださる保護者・ファンの皆様、全ての協力で成り立っています。
つきましては、高校サッカーを支える大人として、ルール遵守とマナーの向上を心よりお願い申し上げます。とくに、下記の点について、皆様の誠実なご対応をお願いします。
1. 迷惑駐車の禁止:会場校周辺での路上駐車により、近隣住民や商業施設の方々へ多大なご迷惑をおかけしています。会場へは公共交通機関をご利用ください。
2. 大人の誠実な行動:残念ながら、一部で事実と異なるご報告や、心無い言動が見受けられます。紳士的に試合に向き合う高校生の手本となるよう、嘘やごまかしのない、責任ある行動をお願いいたします。
爽やかで清々しい高校生たちの戦いを、私達大人がサポートできるよう、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。」
大事な試合が続くなかで、違法駐車等について苦情が報告されているとのこと。また、一部で事実と異なる報告や、心無い言動も確認されているという。
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夢を追いかけて、ルールやレギュレーションのもと全力でボールを追いかけている高校生たちのためにも、ピッチ外でのルール遵守やマナー向上が望まれる。