| Malaysia | 1 | 0-0 1-1 | 1 | Thailand | 
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| ノルシャフルル・イドラン | 48' | 得点者 | 79' | ティーラシル・ダンダ | 
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準決勝ファーストレグのもう一試合、マレーシアとタイの対決も、お互いに譲らず引き分け。ホームの大観衆に押されたマレーシアの頑張りが目立ったが、タイも実力を発揮した。
試合序盤はマレーシアがペースを握った。激しいプレスをかけてタイのパス回しを潰し、ボールを奪う。前線はこれまでとは違いワントップだが、テクニックのあるサフィクをトップ下に上げ、ボールの収まりを向上させると共に、ガリーの起用で守備力もアップ。バランスよく試合に入った。雨のためにタイ側のピッチに水が浮いている箇所があり、それもマレーシアの助けとなった。
だがその一方的なペースは長くは続けられず。15分あたりからタイが盛り返しを見せる。ダッサコーンがゴールから離れてパス回しに参加し、チームを前に押し上げ、時にプレスが抜けたらスルーパスを狙う。これによって試合は互角の展開に持ち込まれた。
前半は0-0のままで終了したが、後半に試合が動く。
まず先手を取ったのはマレーシア。48分、ジャカパンのシュートを防いだところからのカウンターであった。右サイドの裏のスペースにマハリが抜け出してクロスに持ち込むと、ニアにイドランが飛び込んでヘッド。これがネットを揺らしリードを奪った。
しかし終盤、ソンポン・ソレブ、アピプ、キラティと攻撃的なカードを連続して切ったタイが同点に追いつく。79分、右サイドからピヤポルがアーリークロスを入れると、ティーラシル・ダンダがフリーでヘッド。これがループ気味にゴール左上隅に決まり、試合を振り出しに戻した。
声援に後押しされたマレーシアは最後に猛攻を見せるも、イドランが2度の決定的チャンスを決められず、勝ち越しに失敗。健闘したマレーシアにとっては悔しい引き分けとなった。4日後のアウェイゲームは厳しいものとなるだろう。
(筆:Qoly編集部 K)
 
				



 
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