| Spain | 0 | 0-0 0-1 | 1 | Switzerland | 
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| 得点者 | 52' | G・フェルナンデス | 
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| FIFA.com 選定 | Qoly.jp 選定 | |
| G・フェルナンデス(スイス) | G・フェルナンデス(スイス) | |

グループリーグ第1節で最後の試合となったスペイン対スイス。
優勝候補筆頭にも挙げらるスペインの華麗なサッカーを世界中のファンが期待したが、スペインもまたこれまでに登場した優勝候補と同様に相手を圧倒するようなパフォーマンスは出来なかった。
エースのフライ、サイドアタッカーのベーラミといった主力級を欠くスイスは、大会前の親善試合イタリア戦でも試したジェルソン・フェルナンデスを中盤の左サイドで起用。これにより以前より評価の高かったスイスの守備組織はより強固なものとなった。
36分に守備の要であるセンデロスが負傷退場するアクシデントがあったが、チャレンジ&カバーのハイレベルに繰り返すスイスの守備は、チャビ・エルナンデス、シャビ・アロンソを中心としたパスワーク、シルバ、イニエスタの仕掛けを相手にしても崩壊することはなかった。
この試合のハイライトは、52分にGKのベナーリオが蹴ったボールをエンクフォが競り、こぼれたボールをデルディヨクがシュートまで持ち込む。カシージャスともつれたところへ走りこんできたジェルソン・フェルナンデスが詰めてゴールが生まれた。
この虎の子の一点を守りきったスイスは最高の形で大会をスタートしチリ戦に臨める。対するスペインはコンディションがまだ整っていない印象ではあったがこの敗戦は想定外であった。次のホンジュラス戦に向けてメンタル面のコンディショニングが必要だろう。
 
				



 
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